2013/05/17

<สมาชิกภาพ ส.ส.>


<下院議員資格>
 
516日、憲法裁判所の報道官は下院議員134人の要望を元にした国会議長が訴えたアピシット民主党党首の議員資格問題について72の多数決で受理すると決めたと発表した。この問題は昨年の国防相によるアピシット党首の陸軍少尉の剥奪が原因になっている。何十年にも渡り反対する党から訴えられてきたのもかかわらず何とか切り抜けてきたが、今回のスガムポン国防相はタクシン元首相に近いということもあり強硬でアピシット党首は徴兵義務を怠り偽造文書を使ってChulachomklao Royal Military Academyの教師になり陸軍位階である少尉を得たのは不正行為であるとして少尉の位階を剥奪した。そしてこのような重大な不正行為した人間が議員を続けることができるのかという疑問が憲法裁判所の判断に委ねられたわけである。

これまでも民主党を助けてきた憲法裁判所が果たしてアピシット党首に不利になる判断をするのか、それとも選挙で負け続けるアピシット党首を引き下ろす良い機会であると考えるのかは2549年のクーデター以降に結集した保守層で反タクシン勢力の考え次第だろう。一方同時に現在進行している2550年憲法改正が憲法68条に違反するという訴えがまたも受理され、これで分かっているだけでも3,4件になったと思う。憲法裁判所も今回は国会からの予想以上の反発に出会い、どのような判断を下すかは不明であるが2550年憲法によってタクシン元首相の勢力を壊滅させようとする民主党、上院議員任命グループ、憲法裁判所を始めとする独立機関にとっては決して譲れない線で強硬に出てくることは予想されることである。



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