2013/05/16

<คิดเก่ง-ทำเก่ง>


<優れた考え-優れた仕事>

5月13日に開催された民主党執行部の会議でアロンゴーン副党首が提案していた民主党改革案は党内長老から強い反対が出たようである。特にチュアン・リークパイはアロンゴーン副党首の民主党改革案に対して理想が欠けていてポピュリズムを強調したプアタイ党と同じであると激怒したということである。
アロンゴーン副党首は22年間民主党に在籍して、その間タクシン政権の不正調査委員会の委員長を務めタクシン政権が5年間の間に刑務所を恐れず死を恐れず政策を実行してきたことは理想であったのではないかと思っているようである。アロンゴーン副党首が民主党改革で基本においているのは21年間ものあいだ選挙に勝てなかったのは理想を言うばかりで行動がなかったということで、これからは"คิดเก่ง-ทำเก่ง"優れた考え-優れた仕事をできる党にして選挙に勝つべきだということだと思う。

チュアン・リークパイがアロンゴーン副党首の提案を否定するのは初めてではなく4月27日のパークワームチン集会ではアロンゴーン副党首を批判して選挙に勝つことを考えるだけで理想を無くしてしまうなら選挙などに勝つ必要はないとまで言い切っているが、選挙に勝たずに政権を持ってくることができるのだろうか。また政権につかないのに理想を実現することができるのか。このあたりをじっくりと考えると政治経験が長いこの人が21年の野党のあいだに考えたのは選挙とはどうしても不正があるもので選挙などには頼らずに違う方法で政権を持ってくればよいのだという考えになったのだろう。実際に2551年には軍の力を借りて不正な方法で政権に付いているのが証明しているのだろう。民主党の理想の4番目には党は独裁制度を支持しないとあるのだが最近のクーデターを支持する発言を聞いていると民主党の理想も怪しいものになったようだ。


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