2011/10/06

<เด็กเร่ร่อนจรจัด>

<ストリートチルドレン>



新しいジンラック政権にとっての課題は最低賃金300バーツ、大卒の給料15,000バーツと公約を実現することも大切だが本当の人として早急にも解決すべき問題は子供の問題で教育制度内の問題、教育制度外の問題を含めた教育の問題だということである。この課題を背負っているのは教育省、社会開発人事安定省、保健衛生省という3つの大きな省庁だということである。これらの省庁が早急に手を差しのべなければならないグループは次の15グループということである。

*ストリートチルドレン 30,000
このうち政府機関と民間機関により援助を受けているのは5,000人で残りの子供は援助を必要としているということである。
*国籍がない子供 200,000~300,000
*外国人労働者の子供 250,000
*エイズに罹災した子供 50,000
*母親が未成年の子供 100,000
*孤児 88,730
*15才以下で労働に従事している子供 10,000
*18才以下で性風俗店で働かされている子供 250,000
*薬物中毒の子供 10,000
*年間収入2万バーツ以下の貧困家庭の子供 2,978,770
*辺鄙なところにいる子供 160,000
*学習能力に欠け情緒不安定な子供 2,500,000
*障害がある子供 100,000
*最南部3県に住んで学校に行く機会がない子供 60,000
*事件を起こした子供 60,000

さて選挙期間中からジンラック首相の本はではじめていたが本屋に行くと5-6冊になっていた。しかしまだ首相になったばかりなので書くこともないのか薄っぺらな本が多いが
「アメージング・ジンラック」という本を買ってみた。この本の中で印象に残ったのは学生の頃は外交官になりたかったことと、結婚した頃から子供が欲しかったがなかなかできず6-7年経った34才になってできたときは夢のようでほんとうに嬉しかったということである。選挙期間中の写真を見ていると子供を見つめている時と接しているときの彼女の表情には心から子供が愛しいという気持ちがあふれていたのがこの本のおかげで分かったという次第である。