2012/05/23

<ต่างจังหวัดตั้งรัฐบาล คนกทม.ล้มรัฐบาล>


<地方が政府を作りバンコクが政府を倒す>

このタイトルが言う過去の出来事は2549年から始まったパンタミットの集会がバンコクを騒乱状態にしたことにより、対立を解消して鎮静するという口実を与えクーデターが起こったことを指しているのだろう。この時の政府タイラックタイ党は地方特に東北部と北部を大きな基盤とした政党でパンタミットはバンコクに住むアマートと呼ばれる反動勢力を基盤にしていたからであろう。

5月18日に憲法裁判所の判決で議員資格を剥奪されたジャトゥポーン議員の事件は、民主党に利用されプアタイ党を解党にする第3回目の陰謀計画が始まろうとしているようである。しかし各新聞によるともし最悪プアタイ党が解党されてもインラック首相を始めとする主要メンバーは党首及び執行委員ではないので、新しい政党のもとに結集して政権を維持できるということである。また前回のネーウィングループのように党を抜け出て民主党と手を握るというグループもいないし、100人位の動員力しかなくなったパンタミットが空港を占拠することも不可能で、サマック元首相のように料理番組に出ている人もいないので大丈夫だということである。その上に前回のようにパンタミットがバンコクで集会をして騒乱状態にしたことをバンコクを愛するというか利益を得ている人たち反動勢力は拒否しているようである。しかし前回2回の解党を見ていると100人以上の党員が5年間の選挙権を剥奪されるのは予想されることで政治が遅延することは逃れることはできないだろう。これら100人の人達は国民から選ばれて国政を担当していた人たちで、プアタイ党も選挙で選ばれて政権を担当している党である。それを国家の一機関である憲法裁判所が3回も解党して仕事ができなくなるということは、国民への裏切りで憲法違反よりも重い罪になるのではないだろうか。もし今回も解党という判決が出るのなら今回こそは裁判官の意志より国民の意志を重視して解党判決は聞き流すのが一番だと思う。


2012/05/16

<จ่าสูทแดง>


<赤いスーツの警察准尉>

5月14日に国会において15日目になった憲法改正論議第2読会が終了した。次は憲法の規定通りに15日後に第3読会で採決が行われて全国で...の選挙があり各県1人の77人と指名の22人が選ばれ憲法草案議会が動き出すことになる。15日間の論議は主に委員会提出の291条26項目に対して野党民主党と一部上院議員が修正案を説明するということで行われたわけであるが、修正されたのは291/5だけで残りはすべて委員会の案が通ったことになる。2550年憲法を破棄することになる新憲法で反対派が一番こだわっていたのは司法制度と独立機関の存続だったと思う。そして民主党はさっそく国家調査員委員会と憲法裁判所に対して今回の憲法改正が憲法違反であると訴えるようである。

憲法改正論議第2読会は委員会の案に反対する野党民主党と一部上院議員が修正案を説明するということで与党であるプアタイ党の議員の出番は投票のときに委員会案に賛成するか、反対派が用いた説明の引き伸ばしや案から外れた論議になったときにประท้วงと抗議するだけだったようである。しかし論議の進行には必要な事項で野党民主党の論議を野放しにしていると新しい憲法がタクシン元首相とそのグループのためだけに作成するのだという論法で終わりがなかっただろう。では2550年憲法がタクシン元首相とそのグループを追い出すための憲法であったということについてはどう考えているのかおそらく誰も語れないであろう。

さてประท้วง抗議の回数が一番多く目立っていたのがのがプアタイ党のจ.ส.ต.ประสิทธิ์ ไชยศรีษะプラシット・チャイシーサ議員である。スリン県選出の議員で元警察准尉である。この人が国会に赤いスーツを着てくる時は上から下まですべてが赤で携帯電話も赤ということである。父親がスリン県の一つの村の村長で民衆を愛した父親の影響で警察官になり政治家になり民衆のために仕事がしたいということである。国会議員にしては財産が少なすぎる人であるが持っている2台の車のうちの1台はクボタの耕運機ということである。


2012/05/02

<ยิ่งลักษณ์ทัวร์ปัตตานี>


<インラックパタニーツアー>

4月29日にはユッタサク副首相、プラユット陸軍司令官と共にパッタニー入りしたインラック首相は深南部の地域指導者と宗教指導者と出会い、政府が深南部の正常化と経済活性化に向けて真剣に取り組んでいるということを説明したようである。それに対して宗教指導者はこの時期の不安定で危険な深南部に首相自らが来たことを感謝するとともに、2年8ヶ月の民主党政権のときにアピシット前首相は深南部に一度も足を踏み入れたことがなかったと語った。またこの前日にはヨンユット・ウィチャイディト 副首相兼内相、キティラット・ナ・ラノーン副首相兼財務相、ナタウット・サイグア農業副大臣がヤラーに先入りして深南部から集まってきた政府関係者、実業界の人たちに対して深南部においての経済活性化を図る政府の政策を発表した。特に3年後のアセアン経済共同体に向けたイスラム教徒が食べられるハーラル食品を作る工場の拡張と南部のシンボルであるゴム園の拡張について説明していた。現在のところタイ全国でゴム園は1,800万ライあり、国に与える収入は6,800億バーツで2556年には1兆バーツにもなるということである。この3人の閣僚を見るとヨンユット・ウィチャイディト 副首相兼内相はスラータニー出身でナタウット・サイグア農業副大臣はナコンシータマラート出身で二人とも南部の人である。そしてキティラット・ナ・ラノーン副首相兼財務相は名前が示すとおりにラノーンには深い関わりがあり、ラッタナコーシン初期に中国から移民してきた子孫である。また先祖はマレーシアからゴムの木を持ってきてトランに初めて植えた人であるということである。

インラック首相の深南部入りについては、さっそく民主党のチャワノン報道官は、首相の深南部入りはいいことだがハジャイとヤラーでの同時爆発はタクシン元首相がマレーシアにおいて分離主義者と話し合ったのが原因であるという、まったく根拠のない情報をもとにした作り話を否定されても、嘘だというのが証明されても使っているようである。その上に民主党の根本の認識ではテロをやっているのは分離主義者ではなく、麻薬密売業者、人身売買組織、非合法燃料売買組織、関税を支払わない不法商品を取り仕切っている組織がやっているということである。