2013/04/17

<ไทยดูถูก-รุกราน>


<タイは見下して侵犯した>

15日に始まった国際司法裁判所においてのタイとカンボジアとの口頭においての声明ではカンボジア側からの声明で始まった。タイトルの<タイは見下して侵犯した>は翌日の16日、Thaipost紙の1面の見出しである。まったくその通りなので思わず買いそうになったがThaipost紙は15バーツで常に買っている新聞よりは5バーツも高いのでやめたわけである。Thaipost紙のキャッチフレーズはอิสรภาพแห่งความคิด(意見の自由)ということであるが、実際はかなりの保守で反タクシンである。思想や考えが反タクシンならわかるがThaipost紙も一部の団体や政党と同じで自身の考えがないので反タクシンを売り物に客を集めているように思われる。

今回の国際司法裁判所の訴えがどうして必要だったのか声明でカンボジアがはっきりと言っているのは2552年から2554年の間に3回起こったタイのアピシット政権下でのカンボジアに対する侵犯で兵隊と国民が犠牲になりプレアヴィヒア遺跡にも多大な損害なった悲劇に基づいていて、この先このような悲劇が二度と繰り返されないように領土問題を解決したいということである。タイ側は今回の国際司法裁判所での口頭による声明を同時通訳を入れてテレビとラジオで報道しているが、考えてみるとカンボジア側のこの声明を国民に知ってもらい、もし最悪の場合は曖昧な緩衝地帯がカンボジア領土になることについて何が原因でこのようになるのか国民に理解してもらうのが理由であるという気がする。


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