2012/03/29

"การปรองดอง"หรีอ"การขัดแย้ง"

<和解><抗争>

6月27日、国会下院内の和解委員会(...ปรองดอง)から民主党委員9人が離脱した
ことを受けて世論では民主党は和解を真剣に考えているのかそれとも抗争を続けていくのかという
疑問が出てきている。もしこのまま和解が成立するなら政府すなわちプアタイ党の得点になり
予想されているように次回の選挙では民主党は100議席を切るかもしれない。
おそらく民主党の考えはこのまま抗争を続け各裁判所に訴訟を続けているといずれは首相解任や
プアタイ党の解党が実現すると思っているのだろう。実際に料理番組出演が憲法が定める兼業規定
に違反するとして憲法裁判所から首相の座を追われたサマック・スントラウェート元首相の例や
タイラックタイ党とパランプラチャーチョン党の解党を考えると司法が反タクシン派であるのは明白
だからである。

さて和解委員会がプラポッククラーオ研究所に諮問してできた報告を27日の国会で与党は
審議を始めようとしたところ、審議前にこの報告がまともでないとする野党民主党の反対を受けて審議は
4月4日に延期されたようである。この間、民主党議員による報告案を破り捨てる等の混乱があり
休憩をはさんだ再開では和解委員会のソンティ・ブンヤラットクリン委員長が立ち上がり「あなた達は
一体に何のために国会に来ているのか。外部にはなんの抗争もなく国会こそが抗争の原因で
外部に拡げているのではないのか」と詰め寄ったようである。

各調査機関の報告によると対立をしているのはタクシン元首相を応援するグループとそれに反対する
グループで国民の40%だけで残りの60%は和解を願っているということである。タクシン元首相に反対
するグループはタクシン元首相が旧権力が重要視するものを破壊すると思わされているようである。
またタクシン元首相を応援するグループは旧権力が民主主義の原則を破ってでも権力を固守しようと
していると考えているようである。

一方2553年の鎮圧により亡くなった91人を代表するパヤオ・アックハート女史は国会議長に対して
大勢の犠牲者を出した武力鎮圧の責任を取るものが誰もいない状況で和解というのは早急で
事実を明らかにしてはっきりと責任者を処分してからの和解でも遅くないのではということである。


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