2012/03/21

"สำนักงานผู้ตรวจการแผ่นดิน"

<国家調査員委員会>

当初、この委員会の名前แผ่นดินを見たときは国土のことだと思い地表にある国有地、国有林、
国立公園などでの不法占拠や国有林の不法伐採または国立公園内での野生動物の不法捕獲を
調査する委員会だと思ったのだが、業務内容を見ているとแผ่นดินとは国家のことで2549年の
クーデター以降にできたタクシン元首相を追い出す司法の一機関で国家調査員委員会が
適当な訳のような気がする。

タクシン元首相の大衆主義と呼ばれる地方の人達の生活と地位向上を目指した政策は特に北部と東北部で人気を集め選挙ではかならず勝つという政党を創り上げた。しかし地方を利用しながらも
蔑視してきた旧権力は地方の人たちに権力が移っていくのを嫌い選挙ではタクシン元首相の党には
絶対に勝てないと悟ったのかパンタミット+民主党による国会外における大衆行動、軍権力による
クーデターそして司法による解党措置でタクシン元首相を国外追放にして民主党を政権の座につけることに成功したわけだが、時の流れを読めない民主党は2年以上に渡る統治期間中に何ら具体的な政策も打ち出すことができずに赤服の集会を鎮圧するだけに終わり、2554年の選挙では大負けをしてインラック首相が率いるプアタイ党政権ができたわけだが旧権力によるタクシン元首相の追い出しは続いていてこの国家調査員委員会を使った司法権力による追い出しが目立った動きのようである。

国家調査員委員会は2550年憲法の規定によりできた3人による委員会で役目としては、政治家、公務員の違法行為を見張り、政治家、公務員が倫理規定に即した人格であるのかを調査する委員会のようである。今のところナタウット・サイグア農業省副大臣がテロリストの容疑で訴えられていることとナリニー・タウィーシン首相府大臣がアメリカ財務省のブラックリストに載っていることが倫理規定に引っかかっているようである。


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