2010/02/09

<プッタラクサー>

พุทธรักษา=カンナ
  
昨年まで住んでいた町の海辺にできた豪華なホテルの名前がプッタラクサーで工事中に看板を見ているとプッタラクサーとあり、「ブッダの癒し」とも訳せるのでこの厳しい仏教国でホテルの名前にブッダという名前をつけてもいいのかなと不思議に思っていたのだが、辞書で調べるとプッタラクサーはカンナという花の名前とあり勘違いをしたことに気づいたことがある。最近の新聞にこの文字が出てきて写真も載っていたのではじめてカンナの花を観賞することができた。記事にはプッタラクサー・ランサン・アピワンマハーラーチャーと名づけられたカンナで高さが6.9m、花の直径が1.9mそしてつぼみと花が19もついていると書いてあるが辞書を見ると大きすぎるのではと思ったが椰子とバナナの南の国、ものの育ちも普通ではないのだろう。またブッダとは関係があるようで次のような伝説があるようだ。「仏陀ブッダの高名を妬む悪魔が、丘の上から仏陀めがけて岩を投げつけたところ、岩は仏陀に当たる前に、なぜか粉々に砕けてしまいます。しかし破片が仏陀の足に当たり、その傷から流れた血から カンナ が生えて来ました」

〔植物・植物学〕カンナ科の多年草。原産地は熱帯アメリカ。高さ〇・八~二㍍前後。茎は直立し、葉は大形の長楕円(チョウダエン)形。花は、赤・黄・だいだいなどがあり、大きさは直径二〇㌢ほどで、初夏から初秋に開く。観賞用に栽培される。▽canna


0 件のコメント:

コメントを投稿