2011/09/12

<民主主義制度外の権力>か<見えない権力>

<อำนาจนอกระบบ>หรือ<มือที่มองไม่เห็น>

選挙も無事終わり1週間以上が過ぎたにもかかわらず選挙委員会が500人の当選議員のうち358人しか認証しないのは、2006年のクーデター以降の5年間に何度も出てきた亡霊のような権力が動き出し選挙委員会の認証が遅れているというのが多くの国民の考えである。選挙期間中の噂では選挙委員会が民主党を勝たせるためにプアタイ党当選議員のうち2325人にレッドカードが出されるというのが事実になるとすればプアタイ党当選議員265人の過半数でもっての連立構想が無くなる可能性も出てくる。選挙委員会の認証が遅れているのは選挙違反についての異議があり周到に検討しているという意見もあるが、では選挙委員会にどのような異議が出ているのか分かっているだけ羅列してみた。

1,เครือข่ายต่อต้านทุจริตคอร์รัปชั่นแห่งชาติ
  国家不正汚職摘発グループによるプアタイ党への異議
2,เครือข่ายพลเมืองอาสาปกป้องแผ่นดิน
  志願して国を守る市民グループによるジャトゥポン氏への異議
3,パンタミットの中心人物ジャムローン氏による各政党への異議申立て


これらは見える権力でこれ以上の見えない権力とは何なのか、また選挙結果と国民の意思に反してまで守ろうとする権力はどのようなものなのか、特殊階級、特権階級が財産と名声を維持したいのか、それとも何度もあったことだが交通事故等で人を死なせても特権階級は訴えれないという影響力を維持したいのか、マスコミもそろそろ<見えない権力>などという書き方を改めてはっきりと国民和解というロードマップに載せるべきという気がする。

まだ認証されていない議員の中にはジンラック首相とアピシット前首相もいてもしジンラック首相が認証されないときはタイで初めての女性首相も消え失せ女性首相の誕生を歓迎した各国元首を失望させやはりタイはアメージング・タイランドだと思われるだけではすまないような気がする。


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