<พี่ใหญ่>กับ<นายใหญ่>
初めのピーヤイは大きい兄で長兄のこと、普通は階級に応じて上の人ならピーで下の人ならノーンと呼ぶようだが、こちらのヤクザ映画などを見ていると兄貴という感じで使っているようである。次のナーイヤイのほうはナーイが長、頭、主人、旦那という意味なので大旦那という感じかもしれない。今のところニュースでナーイヤイと一番良く呼ばれているのはタクシン元首相である。選挙以降はテレビにも出るようになり新聞でも紙面の半分を使ってインタビューを載せている新聞もある。これまでは直接出るようなことがなかったような気がするがやはり検閲に引っかかっていたのだろうか。今日の新聞ではアラブ首長国連邦のドバイにあるコーヒーショップで「人というのは友人といるべきで、もしいないなら今の私のようだ。一人でいるのは死ぬほど寂しくどこへ行けばいいのか誰と話せばいいのか、暇なときにいつも来るのがこの店なんだ」とタクシン元首相は心の中を語っている。しかし今回の選挙期間中の新聞を読んでいるといまだに影響力はまったく衰えていないようでナーイヤイそのものである。現在紛糾中の閣僚指名争いで不満のある議員はドバイ詣でをするということである。
写真は発売されたばかりの今週の週刊マティチョンでタイトルはเราชนะแล้วพี่จ๋าで訳せば「兄ちゃん私たち勝ったわよ」ということである。タクシン元首相は10人兄弟の長男で末っ子のジンラック首相とは18才の差があり自分の子どものように可愛がってきて一番信頼を置いているようである。
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