2011/09/27

<司法クーデター>

<รัฐประหารตุลาการ>

この一週間は政治が動き始めいろんなニュースがあったがタイ字紙で一番話題になったのはタクシン元首相の日本入国だと思う。「日本、中国、アセアン経済文化研究会」からの招待で8月月末に日本を訪れることになったタクシン元首相に日本政府がビザを発給したことは違法であり、タクシン元首相の日本入国を容認するかという日本政府の問い合わせにそれは日本が決めることだと答えたスラポン外相をタクシン元首相を助ける閣僚だと野党になった民主党は攻撃を始めているようである。またアピシット前首相によるとタクシン元首相はインターポールの犯罪人リストにも載っていて日本政府は逮捕すべきだと主張したが、次の日には警察も外務省もインターポールの犯罪人リストにはタクシン元首相の名前がないし載ったこともないということで民主党の口だけで行動がないという事実が確認されただけに終わった。

もともと判決が出た事件と審議が中断している事件を含めてすべては司法クーデターによるタクシン元首相を標的にした陰謀以外の何者でもなく、それを民主党は利用してタクシン元首相=犯罪人という虚像を作り上げ赤狩りそして魔女裁判をやっただけのことで政権が変われば無効になったと各国も判断するのは常識でドイツ、フィンランドはタクシン元首相を入国拒否する政策を変更させ日本もそれにならったということだけである。

この状況に合わせたかのように中東の1都市ドバイに住んでいたタクシン元首相には羽が生えたようでドイツに飛んでいき今はカンボジアか中国に寄り道をして8月22日には日本へ降り立つようである。タクシン元首相はタイのことを心配して何とか役に立ちたいということで貿易投資交渉の特別大使になり世界を駆け巡りたいようである。それによりタイにとっては年間2,500億バーツの貿易投資が増えるということである。


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