<パイク>か<パイプ>
まずはおおくのタイの人は生まれたときに両親がつける名前の他にニックネームもつけてもらうということをタイを良く知っている人なら分かっていると思う。スパセーク・アモンチャット君(9才)にもニックネームがもちろんあるわけだが、英字紙にはPipeとなっていたりタイ字紙もPipeとPikeに分かれていて混乱していた。選挙期間中は母親のそばにいて母親の魅力をさらに引き立てていたパイク君は母親の勝利に大きく貢献したことはタイの人々も認めることである。11日に小学校で開かれた母の日の記念行事でパイク君から贈り物を送られたときには母親はうっすらと涙を浮かべていたということである。この時パイク君が書いた母親への手紙は次のとおりである。
"ถึงคุณแม่ ไปค์ขอให้คุณแม่สำเร็จในสิ่งที่คุณแม่หวัง ขอให้คุณแม่สุขภาพแข็งแรง ไปค์รักคุณแม่มาก รักที่สุดในโลกและขอให้มีความสุขครับ ลูกไปค์"
お母さんへ、パイクはお母さんが願っていることが叶うことを祈っています。健康には気をつけて幸せになってください。世界で一番愛するお母さんへパイクより。
ニックネームについては新聞記者が直接パイク君に聞いたようで「パイクという名前は魚の一種でPikeだよ」ということである。この一家のニックネームはすべてPから始まっていて父親のアヌソーン・アモンチャット氏はPOPで母親はPUことジンラク・チナワット第28代タイ国首相である。ジンラク首相の課題は重く亡霊に振り回され続けたこの5年間の人々の痛みを母親の視点からどのように癒すことができるのか、そして6,700万人の国民をどこに連れていくのかということだと思う。
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