<紅茶知事>
4月21日の夕方のテレビニュースと22日の新聞にもパンタミットの集会のニュースはなかったのでおそらく消え失せたのだと思っていると、INNNEWSだけにニュースが出ていて200人は集まったようである。当初は10万人の集会と発表していたが次の日には1,000人と急激に減っていたし、それ以上に人数が減ったのはパンタミットの中心人物が集会には関係ないと発表していたのが理由かもしれない。また10万人の集会をバンコクのウィパワディーランシット通りにある陸軍クラブで集会を開催するという発表があった次の日には陸軍司令官そして国防大臣と続けて記者会見をしてパンタミットまたいかなる政治団体にも陸軍の施設を使わせることはないと発表していた。そして陸軍クラブ前には“ここは政治集会を支援する施設ではない”という看板もでていた。そのようなことで21日のパンタミットの集会は陸軍クラブ施設の外で開かれたようである。今回の集会はもちろんパンタミットの利益につながっているクーデター憲法を破棄して新しい国民憲法を作成しようとしている政府に反対している訳だが、この先の反対集会がどれだけの規模になっていくのか注目されるところである。
おそらく今回の陸軍クラブにおける集会は、パンタミットによる陸軍への問いかけであると思う。果たして陸軍は憲法改正にどこまで中立なのか、また選挙で負け続ける民主党を2551年のように政権につけるようなことをする意志があるのかを問いかけたのだと思う。しかし陸軍クラブの使用を拒否されパンタミットの中心人物はすぐにこの集会には参加しないことを表明したのだと思う。一方、陸軍の方はパンタミットという政治団体が施設を使用することで陸軍司令官と国防大臣が出てきて拒否したのも不可解で、本来は陸軍報道官が発表すればいいことだったと思う。この件につながるのは21日のソンティ・ブンヤラットクリン議員の記者会見だと思う。この和解達成に向けての記者会見において議員は、現在の国の機関において右向けの命令に対して左を向くทหารแตงโมスイカ軍人やตำรวจมะเขือเทศトマト警官が出始めていると嘆いている。おそらくは陸軍司令官はスイカ軍人を考慮して素早く拒否の発表をしたのだろう。またソンティ・ブンヤラットクリン議員は各県の知事にもผู้ว่าราชการจังหวัดชาเย็นが出始めていると指摘しているが、このชาเย็นは紅茶なので赤服の知事ということだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿