2011/07/26

<タムルアット マクアテート トマト警官>と<タハーン テングモー スイカ軍人 >

<ตำรวจ มะเขือเทศ>กับ<ทหาร แตงโม>
  
2010年3月から5月まで続いた赤服の抗議集会を取り締まる緊急対策指揮本部の命令に対してギアーをニュートラルにして動きが止まってしまった警官と軍人が出始めた。そのうえに緊急対策指揮本部の情報がこれらの警官や軍人から赤服側に漏れていたということである。トマト警官とは赤服シンパの警官のことで
すいかは表面が緑色で軍服で中が赤いので、これも赤服シンパの軍人のことをいうようである。軍では階級が上の軍人には浸透していないようだが、警察では階級が上の警官まで浸透しているということである。
ちなみにトマトとすいか以外にもドリアンとパイナップルがあり、これらは表面は緑色だが中は黄色なので黄服シンパということになる。


2011/07/24

<大・中選挙区>と<小選挙区>

<เขตใหญ่เรียงเบอร์>กับ<เขตเดียวเบอร์เดียว>


1997年の民主的憲法と呼ばれる憲法の下でおこなわれた2005年の下院選挙は、1地区あたり1議員という小選挙区制度でおこなわれタクシン元首相が率いるタイ愛国党が500議席のうちの375議席を獲得してタイ政治史上ではじめての1党で過半数以上の議席を獲得できる政党が出現した。

2007年に改正された憲法をもとにおこなわれた最新の2007年の下院議員選挙は中選挙区でおこなわれた。ひとつの県で1議員を選出したラノーン、サムットソンクラーム、シンブリー、トラートからバンコクでは36議員を選出している。バンコクの場合は12地区に分け1地区あたり3議員なので平均すると1地区あたり3議員を選ぶ中選挙区制度になる。

タイ愛国党が勝利したのは票の買収がおこなわれたと考える層により、票の買収ができにくくなる中選挙区制度に変わったわけだが、これは選挙区が広くなり選挙人が多くなると買収する額が増えて買収が少なくなるという発想だと思う。たとえば下院議員選挙ではないがバンコク都知事選でみると、もし2000万バーツという買収資金があり1票あたり200バーツで買収すると10万票を獲得できることになる。しかしバンコクの当選票数は約100万票なので買収しても仕方がないことになる。極端な例になったがいずれのせよ小選挙区で選挙人が少ないと票の買収が簡単になるという数字をもとにした主張で選挙のたびに票の売買がおこなわれる貧困、教育という視点が欠けた主張だと思う。

2011/07/19

<仏法救済協会>or<公正な救済協会>

<มูลนิธิธรรมรักษ์>


先日、友人と市場で待ち合わせていると市場内の空き地に一人の僧侶が腰をかけその周りには人だかりがあった。どこかで見たことがあるお坊さんだなと見ていると、その人は以前に2度ほど行ったことがあるロッブリー県にあるプラバートナムプ寺のアロンゴット住職だった。以前に住んでいた街でも住職のビラを見たことがあるし、今回も駐車してあったバイクのかごにのっているビラには気づいていた。どうして各地を回っておられるのか不思議に思い調べてみるとやはりこの時勢で寄付金が集まらず自身で各地を回っておられるようだ。お布施をするとぼくの手に触れながらお経を読んでくださった。朝のお布施でもお坊さんのお経を聞いていると安らぐという気がするのだが仏とは安らぎのことかもという気がしている。

プラバートナムプ寺の中にある仏法救済協会では18年前から行き所のないエイズ患者を引き取り治療を施しエイズで両親をなくした孤児を引き取って育っている。この寺にいるエイズ患者とエイズ孤児は約2千人で月々にかかる費用が300万バーツで政府からは1ヶ月10万バーツの援助しかなく、信者からの寄付に頼っていたが、それも経済の落ち込みで1ヶ月20万バーツそこそこに減り住職は毎週のようにバンコクや地方へ寄付を募る托鉢にでかけているということである。ちなみにアロンゴット住職はオーストラリアの大学の工学修士号をとっているがエイズ患者を救うために寺に入ったということである。


2011/07/17

<いじめっ子>と<いじめられっ子>

<ผู้รังแก>กับ <ผู้ถูกรังแก>

日本では多くのいじめが多くの人を傷つけていると思う。緩やかな国タイでは、そのようなことは少ないと思っていたが、4年前の統計ではいじめられる子供の数は日本についで2番目であるということである。
日本では60%の子供がいじめにあっていてタイは40%で2番目になり英国とアメリカが20-25%で続いている。これはバンコクだけの統計で地方ではこんなはずはないのではと願っていたが、この統計はバンコク、ノンタブリー、ロッブリー、チョンブリー、コーンケーン、ソンクラー、チェンマイの先生1,300人と小学4年から中学2年までの3,047人を対象とした統計である。

いじめ社会では<いじめっ子>と<いじめられっ子>以外に<ผู้เชียร์=応援する子>と<ธระไม่ใช่=見てみぬふりをする子>がいるようだ。


2011/07/16

【ハイソー=high society】

ไฮโซ

ハイソーは上流社会という意味だけだと思っていたが、そうでもないようで上流社会という以外にも高級な、上級な、水準を越えている、といろいろな使いようがあるようである。
งานการกุศลคืนนี้มีแต่พวกลูกหลานไฮโซ 「今夜のチャリティーパーティーは上流社会の子供たちばかりだ」となると上流社会という意味になるが、กระเป๋าใบนี้ดูไฮโซมากแต่ราคาไม่แพง 「このかばんはハイソーのように見えるが値段は高くない」となると高級な、上級なという意味になる。
またรายงานชิ้นนี้ไฮโซจริงๆยังกับเปเปิ้อร์วิจัยแน่ะ「この報告は研究報告としては水準を越えている」となると水準、標準を越えているという使い方になる。

インターネットでハイソーを見ているとダルニー・グリットブンヤーライという人が出てきて、この人はOishiグループをはじめ各種の事業に参加してテレビ、映画にも出たことがある人で10年間にでた社交パーティーは2000-5000回というタイでは有名なハイソーのようである。しかし出身が東北地方のノーンカーイで両親はベトナムと中国系ということである。この人も言うように「私は成り上がりのハイソーでタイでの本当のハイソーは王族の子孫でなかれば」ということである。



2011/07/09

【マンゴーシャワー】

ฝนชะช่อมะม่วง=フォンチャチョーマムアン
  
1月下旬で雨が2日間も降っている。真ちゃんはペッチャブーンのナムナーオ国立公園の近くの山のそばに住んでいて雨は3日続けて降っているようで真ちゃんは家にいるのが我慢できず外に出て行き雨に打たれまた風邪を引いたようで病院から電話があった。

これまでの経験では4月のソンクラーン頃に少し降り、5月か6月くらいから雨季に入るという模様だったと思うのだが、このような季節外れの雨をマンゴーシャワーと呼ぶと聞いたことがある。でもあまり季節外れの雨がなかったのかマンゴーシャワーという言葉をタイ語でも英語でも聞いたことがない。友達に聞くとあまり使わないが言うときもある。とわけの分からないような返事で、じゃ1月に続けて降る雨はなんというのかと聞くとฝนตกนอกฤดูกาลと季節外れの雨で当たっていた。

富田先生の辞書によるとマンゴウ(先生はマンゴーと引っ張らない)の小さなつぼみがかたまってでるのはまだ乾季の終わらぬ1ー3頃であるが、そのころにしょぼ降る小ぬか雨はマンゴウのつぼみを洗い一夜ごとに実がふくらんでいく。日本人にとって暖かい春雨のようにタイの人にとっては4月末から5月にかけて成熟する美味はマンゴウを期待する雨である。ついでに面白いことわざが載っていたので書いておく。
ฝนจะตก ขี้จะแตก คนจะตาย พระจะสึก 雨が降り、糞が出、人が死に、坊さんが還俗する。
この4つはいずれも自然な現象で誰も制止はできぬ。



2010/02/09

<プッタラクサー>

พุทธรักษา=カンナ
  
昨年まで住んでいた町の海辺にできた豪華なホテルの名前がプッタラクサーで工事中に看板を見ているとプッタラクサーとあり、「ブッダの癒し」とも訳せるのでこの厳しい仏教国でホテルの名前にブッダという名前をつけてもいいのかなと不思議に思っていたのだが、辞書で調べるとプッタラクサーはカンナという花の名前とあり勘違いをしたことに気づいたことがある。最近の新聞にこの文字が出てきて写真も載っていたのではじめてカンナの花を観賞することができた。記事にはプッタラクサー・ランサン・アピワンマハーラーチャーと名づけられたカンナで高さが6.9m、花の直径が1.9mそしてつぼみと花が19もついていると書いてあるが辞書を見ると大きすぎるのではと思ったが椰子とバナナの南の国、ものの育ちも普通ではないのだろう。またブッダとは関係があるようで次のような伝説があるようだ。「仏陀ブッダの高名を妬む悪魔が、丘の上から仏陀めがけて岩を投げつけたところ、岩は仏陀に当たる前に、なぜか粉々に砕けてしまいます。しかし破片が仏陀の足に当たり、その傷から流れた血から カンナ が生えて来ました」

〔植物・植物学〕カンナ科の多年草。原産地は熱帯アメリカ。高さ〇・八~二㍍前後。茎は直立し、葉は大形の長楕円(チョウダエン)形。花は、赤・黄・だいだいなどがあり、大きさは直径二〇㌢ほどで、初夏から初秋に開く。観賞用に栽培される。▽canna


2010/02/05

【ツイット】と【ツイッター】

<ทวิต>กับ<ทวิตเตอร์>

ツイッターでやりとりをするときは、โพสท์ข้อความかทวิตคุยというように使うようである。ツイッターをやり始めたきっかけはタクシン前首相が使っていることを知ってからである。高望みとはこういうことを言うのかとも思うが、もし機会があればタクシン前首相に1851年に中国でおこった「太平天国」について聞いてみたかったからである。タクシン前首相の先祖はかなりの確率で「太平天国」にかかわっていたと思うからである。
まったく中国の歴史からの興味だけで政治のことは関係ない。政治のことで言えばタクシン前首相が政治の世界に入ったのは間違いだったかもしれないし、そうでないとこんな理不尽な過程を経験することもなく家族4人で過ごせていたと思う。

ツイッターにはフォローする、フォローされるという機能があり、今のところタクシン前首相は58,000人にフォローされていてフォローしているのは4人だけである。オーク、エム、インとVoice TVである。ご存知のように3人は息子と娘たちでVoice TVは彼らがやっているインターネットテレビである。

2010/01/27

【マスター】

มาสเตอร์ 原版、原本、オリジナル

久しぶりに映画を見ようとDVD屋を見ていると"マスターなの""本当にマスター"と客が聞くと売り子は”マスター、マスター”と答えている。何日か前に"Bodyguards and Assassins"を買ったときは映画館で撮影したもので、それも安物のカメラで撮影したものなのか見られる状態ではなかった。この映画には孫文がでてくるので見たかったのだが、以前バンコクの下町のホテルに泊まったときカウンター横に孫文の写真が飾ってあり孫文はこんなところまできていたのかと感激した覚えがある。孫文は革命資金調達のために世界各地を休む暇もなく動き回っていて実際の辛亥革命のときは中国にいなかったような気がする。

DVDを2枚買って行こうとすると店員が"これもマスター"と"アバター"を指している。この映画は久しぶりに映画館へ行って見たばかりで、それも3時間近く椅子に座りあまり面白くない映画だった。しかしこの映画を見た友達に聞くとすごく面白かったと言う。どうしてかというと彼は3D用のメガネをかけて見たということである。ぼくが見に行った映画館ではメガネをくれなかったので3Dにならない映画を見ていたことになる。


2009/01/03

<サクディナー>

ศักดินา ศักดิは権力、นาは田

まとめて権利田、禄田という。パンタミットのことを伝統的エリート層とマスコミは書いているが、バンコクに住む一部の人たちを指していると想像してもはっきりと分からない。たぶんラーマ5世の時代ころに官僚
制を導入してでてきた官吏の末裔のことを言うのだと思うが、ラーマ5世は1900年頃の人なので100年しかたっていないのに伝統的というのもおかしいと思う。
タイの一部のマスコミではパンタミットは時計を反対に戻そうとしているのでサクディナー勢力と呼んでいるのでパンタミット=サクディナー勢力のほうがぴったりとくるような気がする。

この制度はアユタヤ時代のトライローカナート王(1448-1488)時に確立し1932年の民主革命によって廃止された。その地位によって国王より名目的に賜る田地の面積で、その人の価値や社会的地位を表し、犯罪を犯したときの刑量や賠償額の決定の基礎となるものである。権利田はすべての人に与えられるもので、たとえば大臣は1万ライ、王子6千ライ、3級都市の知事5千ライ、一般人民25ライ、奴隷でも5ライとなっている。しかしこれは実際にこの広さの土地が与えられるのではなく、自分で開墾して利用可能な土地にしたうえで登記し、自己の所有地となしえる権利の限度を示すものにすぎない。