2011/07/19

<仏法救済協会>or<公正な救済協会>

<มูลนิธิธรรมรักษ์>


先日、友人と市場で待ち合わせていると市場内の空き地に一人の僧侶が腰をかけその周りには人だかりがあった。どこかで見たことがあるお坊さんだなと見ていると、その人は以前に2度ほど行ったことがあるロッブリー県にあるプラバートナムプ寺のアロンゴット住職だった。以前に住んでいた街でも住職のビラを見たことがあるし、今回も駐車してあったバイクのかごにのっているビラには気づいていた。どうして各地を回っておられるのか不思議に思い調べてみるとやはりこの時勢で寄付金が集まらず自身で各地を回っておられるようだ。お布施をするとぼくの手に触れながらお経を読んでくださった。朝のお布施でもお坊さんのお経を聞いていると安らぐという気がするのだが仏とは安らぎのことかもという気がしている。

プラバートナムプ寺の中にある仏法救済協会では18年前から行き所のないエイズ患者を引き取り治療を施しエイズで両親をなくした孤児を引き取って育っている。この寺にいるエイズ患者とエイズ孤児は約2千人で月々にかかる費用が300万バーツで政府からは1ヶ月10万バーツの援助しかなく、信者からの寄付に頼っていたが、それも経済の落ち込みで1ヶ月20万バーツそこそこに減り住職は毎週のようにバンコクや地方へ寄付を募る托鉢にでかけているということである。ちなみにアロンゴット住職はオーストラリアの大学の工学修士号をとっているがエイズ患者を救うために寺に入ったということである。


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