2012/05/16

<จ่าสูทแดง>


<赤いスーツの警察准尉>

5月14日に国会において15日目になった憲法改正論議第2読会が終了した。次は憲法の規定通りに15日後に第3読会で採決が行われて全国で...の選挙があり各県1人の77人と指名の22人が選ばれ憲法草案議会が動き出すことになる。15日間の論議は主に委員会提出の291条26項目に対して野党民主党と一部上院議員が修正案を説明するということで行われたわけであるが、修正されたのは291/5だけで残りはすべて委員会の案が通ったことになる。2550年憲法を破棄することになる新憲法で反対派が一番こだわっていたのは司法制度と独立機関の存続だったと思う。そして民主党はさっそく国家調査員委員会と憲法裁判所に対して今回の憲法改正が憲法違反であると訴えるようである。

憲法改正論議第2読会は委員会の案に反対する野党民主党と一部上院議員が修正案を説明するということで与党であるプアタイ党の議員の出番は投票のときに委員会案に賛成するか、反対派が用いた説明の引き伸ばしや案から外れた論議になったときにประท้วงと抗議するだけだったようである。しかし論議の進行には必要な事項で野党民主党の論議を野放しにしていると新しい憲法がタクシン元首相とそのグループのためだけに作成するのだという論法で終わりがなかっただろう。では2550年憲法がタクシン元首相とそのグループを追い出すための憲法であったということについてはどう考えているのかおそらく誰も語れないであろう。

さてประท้วง抗議の回数が一番多く目立っていたのがのがプアタイ党のจ.ส.ต.ประสิทธิ์ ไชยศรีษะプラシット・チャイシーサ議員である。スリン県選出の議員で元警察准尉である。この人が国会に赤いスーツを着てくる時は上から下まですべてが赤で携帯電話も赤ということである。父親がスリン県の一つの村の村長で民衆を愛した父親の影響で警察官になり政治家になり民衆のために仕事がしたいということである。国会議員にしては財産が少なすぎる人であるが持っている2台の車のうちの1台はクボタの耕運機ということである。


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