<地方が政府を作りバンコクが政府を倒す>
このタイトルが言う過去の出来事は2549年から始まったパンタミットの集会がバンコクを騒乱状態にしたことにより、対立を解消して鎮静するという口実を与えクーデターが起こったことを指しているのだろう。この時の政府タイラックタイ党は地方特に東北部と北部を大きな基盤とした政党でパンタミットはバンコクに住むアマートと呼ばれる反動勢力を基盤にしていたからであろう。
5月18日に憲法裁判所の判決で議員資格を剥奪されたジャトゥポーン議員の事件は、民主党に利用されプアタイ党を解党にする第3回目の陰謀計画が始まろうとしているようである。しかし各新聞によるともし最悪プアタイ党が解党されてもインラック首相を始めとする主要メンバーは党首及び執行委員ではないので、新しい政党のもとに結集して政権を維持できるということである。また前回のネーウィングループのように党を抜け出て民主党と手を握るというグループもいないし、100人位の動員力しかなくなったパンタミットが空港を占拠することも不可能で、サマック元首相のように料理番組に出ている人もいないので大丈夫だということである。その上に前回のようにパンタミットがバンコクで集会をして騒乱状態にしたことをバンコクを愛するというか利益を得ている人たち反動勢力は拒否しているようである。しかし前回2回の解党を見ていると100人以上の党員が5年間の選挙権を剥奪されるのは予想されることで政治が遅延することは逃れることはできないだろう。これら100人の人達は国民から選ばれて国政を担当していた人たちで、プアタイ党も選挙で選ばれて政権を担当している党である。それを国家の一機関である憲法裁判所が3回も解党して仕事ができなくなるということは、国民への裏切りで憲法違反よりも重い罪になるのではないだろうか。もし今回も解党という判決が出るのなら今回こそは裁判官の意志より国民の意志を重視して解党判決は聞き流すのが一番だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿