2011/11/18

<น้ำท่วม>และ<น้ำตา>

<洪水><>



北からゆっくりと流れてきた水はやっとバンコクの南に来て
海に戻っていこうとしている。今回の洪水はピーク時の水量が
満水時の琵琶湖の3分の2に相当する160億トン、浸水した
地域が1万6000平方キロに及ぶとみられ、これまでに500人以上
が死亡して200万人が影響を受けているということである。
首相に就任したばかりの時期に未曾有の災害の対策に
追われているインラック首相であるが、ここにきて特に民主党の
女性議員から被災地支援に首相が行ったときに公衆の前で
涙をにじませたことでขี้แย.อ่อนแอ.สำออย.泣き虫、かよわい、
甘えているという批判が出ていてひどいのになると涙を見せて
同情票を集めようとしているという議員もいるようである。

確かにこの間の新聞では3-4回ほど感情がたかぶって
涙が出たようである。指導者は冷静で的確な判断すべきだと
その通りではあるが災害被害にあっている何万人という人たち
の前で感情がたかぶり涙がでるのは人として普通のことでは
ないだろうか。それより昨年のラーチャプラソン交差点の赤服
集会を鎮圧して91人の死者を出した責任者のアピシット前首相は
一滴の涙も見せたことはなかったはずである。反対に涙を見せることも
なくテロリストの仕業だと言い続ける民主党のほうがおかしい
ような気がする。


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